2016年08月19日

F22に2万匹のミツバチ群がる、飛行できず

米空軍の最新鋭ステルス戦闘機「F22ラプター」の排気ノズルに大量のミツバチが群がっているのが発見され、一時的に地上待機を余儀なくされていたことが13日までに分かった。

このF22は米空軍第192航空団に所属する機体。6月11日、バージニア州のラングレー・ユースティス統合基地で排気ノズルから2万匹近いミツバチが垂れ下がっているのが整備員らによって発見され、一時的に地上待機を余儀なくされた。

ミツバチが絶滅の危機にあることを知った整備員らは地元の養蜂家アンディ・ウエストリッチ氏に連絡を取り、対策を依頼。米海軍の退役軍人でもある同氏が吸引機を使って大きなバケツ数個に無事ミツバチを移した。

ウエストリッチ氏がこれを自宅に持って帰り重さを量ると、群れ全体で約3.6キロ近くあったという。ミツバチはこの後、新しいすみかである地元のビール製造施設に送られた。

同航空団整備隊の品質管理責任者、グレッグ・アレン氏は、これほど大量のミツバチが航空機の排気口に集まった理由として基地内の別の大きな巣から移ってきた可能性が考えられると指摘する。同氏も養蜂家。

ウエストリッチ氏は、女王バチが休息のためにF22に止まり、女王バチについてきた他のハチとともに同機に偶然集まった可能性があるとの見方を示した。

ハチを除去した後、同機は再び飛行任務に復帰した。



Posted by スズコちゃん at 09:54│Comments(0)
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