2018年01月30日

小学校の算数のテストが超難解だとネットで話題に

成都商報によると、中国の小学校のテストで超難解な問題が出題された。

記事によると、四川省南充市の南充順慶区中小学の5年生のクラスで行われた期末テストの算数の問題が非常に難解だとネット上で話題になっている。

その問題は、「以下は李おばあさんが林さんに出した問題です。林さんに代わって李おばあさんに答えてください。『1隻の船の上にヒツジ26匹とヤギ10匹がいます。船上にいる船長は何歳でしょう?』」というものだ。

記事によると、この問題に対する児童たちの回答はさまざまで、「船長は18歳以上です。なぜなら未成年は船を操縦してはならないからです」「船長は36歳です。船長はナルシストなのでヒツジとヤギの数を自分の年齢としました。そもそも、林さんは自分で真剣に考えて回答すべきで他人に聞くべきではありません。ふう、もうこれ以上お話は作れません」などの回答があったという。

しかし、中には真面目に回答する児童もいて、「確定できません。ヒツジとヤギの頭数と船長の年齢は関係ないので、船長の年齢は出せません」との回答もあったようだ。

この件について順慶区教育教研室は、「この問題の目的は、児童が数学問題に対して疑問を感じる意識や批判する意識、独立した思考能力について考察することにある」と説明。「児童が権威に挑戦する勇気を持ち、固定観念を打破させるためのものだ」と説明した。そのため、模範解答はないのだという。

これに対し、中国のネットユーザーから「これは出題者の先生でも答えられない」「出題者の脳みそはゆがんでいる」「小学生の答えを見ると、出題者のレベルは小学生にも劣ると分かる」など、批判するコメントが多く寄せられた。

一方で、「子どもの開かれた思考と想像力を訓練するのは悪くない」「この問題は良いと思う。理にかなった回答ならすべて正解になるのだから」など、好意的な意見も少なくなかった。



Posted by スズコちゃん at 12:07│Comments(0)
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