2018年04月02日

ナヴェ・ナヴェ・マハナ:かぐわしき日々


 後期印象派の画家ポール・ゴーギャン第2次タヒチ滞在期の代表作『ナヴェ・ナヴェ・マハナ:かぐわしき日々』。

 一度帰国したものの再び南国タヒチへと戻ってきた第2次タヒチ滞在期に制作された作品である本作は、現地の人々に取材した群衆的情景を描いた作品で、ゴーギャンのフリーズ(古代ギリシア・ローマ建築において石柱の上に置かれた「まぐさ石(アーキトレーヴ)」のさらに上へ乗せられる装飾が施された石材)風表現への探求が示されている。

 フリーズを連想させる横長の画面の中央へは現地の民族的な衣服を身に着けた5名の若い女性が配されており、各々が象徴的な姿態で立っている。ほぼ同様の髪型で自身の影も描かれない人物表現は絵画としての平面性がよく表れており、装飾的効果も高い。



Posted by スズコちゃん at 16:54│Comments(0)
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